リンクはフリーです
お知らせくださると壁をぶち抜く勢いで訪ねてしまいますのでご注意

ブログ内のバナー以外の画像、文章等の無断転載・転用・複製はご遠慮ください
フリーイラストではありません!!
ご連絡いただきましても、こちらが許諾しない限りイラスト掲載はご遠慮願います
サイト・記事へのリンクのみであればかまいません
リンクを貼っていただいてもイラスト掲載はこちらが許可しない限りご遠慮ください
Copyright (C) 2008 紫翠/イラストブログ游邑 All rights reserved.
動作確認 IE 1024*768以上 激しく推奨
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
*へぼオリジナル絵を見る* *へぼ版権絵を見る* *へぼ小説を読む*
ラピス・ラズリ
その他
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
イラストがでかくて見難いときは、F11キーを押すといいかもしれませぬ。
テキストは、修正しつつ、見やすいようにサイトに載せなおします。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
第4章 刻みだす記憶 つづき (重いので注意!!)
白い花。
聖なるものの証。無垢なるものの証。
大いなる力の証。
大いなる力に守られている証。祝福されている証。
隔離された場所。抜け出すことのできない場所。
永遠の――藤色の、桃色の、浅黄色の、萌葱色の、空色の――。
それはとても眩しくて、微笑ましくて。闇色の自分はいつも笑っていた。
俺のこの薄暗い心も洗われるようで。
つらさも苦しみも妬みも憎悪も焦りも後悔も痛みも、光沢のない漆黒も。
永久に続いても構わない。
彼らの瞳が、自分のすべてを認める水面ならば…
心地よく目が覚める。爽やかな風が髪をなでた。
久々にあの夢だ。赤黒くない、純潔の白い夢。
昔はこの夢を見る度、胸が痛むほどつらかった。けれど今日は、涼やかな気分だ。
そう、今は既に気付いている。この夢が、ただの夢ではないことを。
俺は過去を見ている。
薄紫の少女や、薄紅の少女、薄黄の少年が出てくることもあれば、漆黒の少年が出てくることもある。または、その全員が出てくることも。視点が日によって違うのは、数人の過去が混ざりあっている所為だろう。俺の知らない人が1人――いや、忘れている人が1人いる。でなければ、4人が視界に入るわけを説明できない。きっととても大切な、決して忘れてはいけない人――忘れたくない人だったはずだ。俺たち4人を見つめるときの、その優しい感情に涙しそうになる。そんな尊い人を忘れてしまった自分が悲しくて、苛立ちを覚える。
だが、またこの白い夢を見ることができて安心した。俺はまだ、繋がっているのだと。まだ、繋がることができるのだと。
今日この夢を見たのは、昨晩、後悔と悲しみの重荷を下ろしたからだろうか。
――オズワルド=ロード…不思議な人だ…
そのとき、突如扉がガチャリと開いた。
「!?」
「ランティア様」
扉を指一本分もない程度空け、給仕らしき女性が扉越しに声をかけてきた。
「は、はい」
俺は急いで寝台から出ようとし――上半身に何も身につけていないことに気が付いた。
「なっ」
――なんで!?
昨晩は確かに寝間着を着ていたはずだ。
あたふたと辺りを見回す。近くの椅子の背に寝間着を見つけ――机の上に自分の服を見つけた。
「ランティア様、おはようございます。朝食の前に診察を受けていただきますので、ご準備が整いましたらお声をおかけください」
いそいそと着替える最中もかすかに開いた隙間から給仕の声がする。
「わ、わかりました」
わたわたと返事をすると、扉が静かに閉まる。ほっと一息ついて、俺は服と髪を整えるため、鏡に姿を映した。だが、そこに映る見慣れないものに、ぎょっとして鏡をのぞきこむ。
「!? な、んだ、これ…」
両頬から胸の左側にかけてふた筋の模様がうっすらと入っていた。
いや、文字だ。
灰色の文字が緩やかな曲線を描き、心臓のあたりで結びついている。軽くふれてみると、チリッとした痛みが走った。
「汝…神のみ声を聞きし者、み力にふれし者――」
言葉が頭の中に浮かび上がってくる。
――治癒…魔法…か?
一体誰が――
「! オズワルド=ロード…!」
そう、昨晩、彼に俺の記憶を話したあと、体力が保たなくて倒れ込んだのだ。彼が支えてくれたところまでは覚えているが…
――王が俺を癒してくれた、のか…?
気を癒す魔法があるなんて知らなかった。
だが、
――王にとって、俺は一体何なんだ?
自らの力を使ってまで、癒す価値があるのか。癒すことで発生する、彼の利益は何か。それとも――王は、俺に興味があると言っていた。会いたかった、と。気功術師なら王都にごまんといる。ならば――
――ホーリィ…グレース…
かの国関連としか思えない。王は一体、何を隠している…?
とにもかくにも、俺はさっさと支度を整え、給仕に連れられ診察室へ向かった。
To be continued...
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
何とか先に進めることができました (笑
この調子でガンガン先に進んで言っておくれラント君…!
さて、次回は少し明るいお話です
しかし核心に迫りたい第4章!
カメよりノロいペースかもしれませんが、お付き合いいただけましたら幸いです!!
----
(☆∇☆) キラキラキラキラキラキラ……
どうしよう。王様もラントも好きだぁっ
……ごめんなさい。なんかがどっかにぶっ飛びました
僕、基本誰でも好きなので、股が数え切れないほどいっぱいあります。トップを占めるのはツンツンやツンデレですがっ
………駄目だな。箍なり鍵なりネジなり、探しに行ってきます
お邪魔しました~
(☆∇☆) キラキラキラキラキラキラ……
どうしよう。王様もラントも好きだぁっ
……ごめんなさい。なんかがどっかにぶっ飛びました
僕、基本誰でも好きなので、股が数え切れないほどいっぱいあります。トップを占めるのはツンツンやツンデレですがっ
………駄目だな。箍なり鍵なりネジなり、探しに行ってきます
お邪魔しました~
by: しょうこ * 2011/02/22 12:05 * URL [ 編集] | page top↑
--Re:--
晶子様
こんばんは^^
コメントありがとうございます!
ツンツンとツンデレ…!いいですね!!
実はもうちょっとしたらツンデレったキャラが出てきますので(笑)、
またお付き合いいただけましたら幸いです!
晶子様
こんばんは^^
コメントありがとうございます!
ツンツンとツンデレ…!いいですね!!
実はもうちょっとしたらツンデレったキャラが出てきますので(笑)、
またお付き合いいただけましたら幸いです!
----
ツンデレったキャラ……(☆。☆) キラーン!!
うっふっふっふっふっふっふ……←故障中
ルンルンで楽しみにしてます!
お邪魔しました~
ツンデレったキャラ……(☆。☆) キラーン!!
うっふっふっふっふっふっふ……←故障中
ルンルンで楽しみにしてます!
お邪魔しました~
--Re:--
晶子様、こんばんは^^
あと3、4個後に出す予定なので、
またお暇なときにでもいらしていただければ幸いです!
晶子様、こんばんは^^
あと3、4個後に出す予定なので、
またお暇なときにでもいらしていただければ幸いです!
----
……ご無事ですか?
地震等ありますが
……ご無事ですか?
地震等ありますが
--Re:--
晶子様
こんばんは^^
コメントありがとうございます!
ご心配をおかけしました><
私は無事です!
晶子様もご無事のようで、なによりです^^
体調が戻りましたらまた再開しようと思います
色々と大変な時期ですが、お体にお気を付けくださいませ^^
またお越しいただけましたら幸いです!
晶子様
こんばんは^^
コメントありがとうございます!
ご心配をおかけしました><
私は無事です!
晶子様もご無事のようで、なによりです^^
体調が戻りましたらまた再開しようと思います
色々と大変な時期ですが、お体にお気を付けくださいませ^^
またお越しいただけましたら幸いです!