FC2ブログ


リンクはフリーです
お知らせくださると壁をぶち抜く勢いで訪ねてしまいますのでご注意


ブログ内のバナー以外の画像、文章等の無断転載・転用・複製はご遠慮ください
フリーイラストではありません!!
ご連絡いただきましても、こちらが許諾しない限りイラスト掲載はご遠慮願います
サイト・記事へのリンクのみであればかまいません
リンクを貼っていただいてもイラスト掲載はこちらが許可しない限りご遠慮ください

Copyright (C) 2008 紫翠/イラストブログ游邑 All rights reserved.

動作確認 IE 1024*768以上 激しく推奨

お気に召しましたら→ (別窓)        

前ブログ→  (別窓)        
サイト→  (別窓)        
テンプレ登録用ブログ→ 月鏡 (別窓)        


-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

*へぼオリジナル絵を見る*   *へぼ版権絵を見る*   *へぼ小説を読む*
                                     ラピス・ラズリ
                                     その他
 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

イラストがでかくて見難いときは、F11キーを押すといいかもしれませぬ。
テキストは、修正しつつ、見やすいようにサイトに載せなおします。


ラピス・ラズリ25
 第4章  刻みだす記憶     つづき   (重いので注意!!)




 日の光を感じて、目を覚ます。
 体が少し重くて、光とは逆の方向に頭を傾ける。何故だろう、枕が濡れて――

――泣いて…いる…?

 自分の頬に手を当てると、確かに湿っていた。驚きと焦りで、顔まで布団を手繰り寄せる。
 涙を流すのは、何年振りだろう。
 物心がつく前から泣くことを禁じられ、即位してからは夜に一人でこっそり泣くことも自制した。
 しかし――思い出に出来たと、ふっきれたと思っていたのに、こんなにも心がざわついている。
 けれど、これは許されない想いだから。胸の奥底にしまっておいて、鍵をかけたはずだった。

――未練がましい、な…

 以前――彼女と会うことが決まった数日後、父である前王から聞かされた、衝撃の真実。
 けれど、そのような動揺すら、彼女の魅力の前では無意味だった。
 せめて、純粋な想いだと信じたい――力を求めたわけではないことを願いたい。

――たとえこの身が呪われていようとも、心だけは…

 大昔。まだ統治がなされていない、混沌の時代。
 我がロード家も1つの小さな国でしかなく、ホーリィグレース国が神の国と呼ばれ始めた時代。
 当時のホーリィグレース国は閉ざされた国ではなく、人々の行き来が程良くなされていた。
 神の力の噂を聞いたロード家は、積極的にホーリィグレース国と交流し、親睦を深めていった。そして充分に近づいたころ、その力欲しさに王家の血肉を取り込んだ。当時の最高力者、銀の髪に紫の瞳の――そう、彼女と同じ色を持つ――皇子だった。
 ロード家に神の裁きが下らなかったのは、奇跡かもしれない。

――いや、裁きは下されたのだ

 ロード家はそれ以来、ある力を得た。
 神の力の一部なのか、全く別の力なのか。気まぐれで暴挙が許されたのか、罰が与えられたのか。
 人の心を読むという禁忌の力――それ故に、ロード家は統治者と成り得た。
 金の髪に赤眼が優勢であったロード家に、銀色の髪が混ざったのも丁度その頃。神の証である紫の瞳が現れなかったのは、やはり神の怒り故かもしれない。

――そろそろ、起こしに来る、か

 何事においても完璧でなければならない。それが、この力を授かった、この世の統治者の定め。
 前日の疲れの残る体を無理やり起こして、準備を始める。扉が叩かれる頃には――

「ああ、支度は済んでいるよ。お入り」









 To be continued...






-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

前回、
『王様の夢話はこれで一旦お終い、次からはようやく主人公=ラント君のお話に戻ります!』
っとか言っときながら、まだ王様のお話です (焦
次は本当にラントのお話です!ちゃんと進めます (笑
近々up出来ると思いますので、お付き合いいただけましたら幸いです!!


2011/02/20(Sun) | テキスト(ラピス・ラズリ) | コメント(0) | page top↑
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

 HOME